社会人の吹奏楽やオーケストラの一般団体で音楽をやっている方は、かなりの人数がいます。団体によって人数も様々です。そしていろんな人がいます。いろんな係の仕事があります。今回は団体で浮かないようにする、もしくはうまくやっていく方法を書いていきたいと思います。
この記事で分かること
・一般団体でのうまい立ち回りの方法
この記事の権威性
・10年以上様々な一般団体に所属してきました
一般団体での注意事項
一般団体は会社と似ている部分があると思います。
いろんな人がいるし、運営のために様々な仕事をしなければいけないし、人間関係が複雑な部分もあるし・・・
言い出したらキリがないです。僕が一般団体所属において大切だと注意事項を書いていきたいと思います。
準備等積極的にやる
運営があるからこそ団体が成り立っています。間違いないです。いろんな係が団体にはあります。団の運営をする役員という立場の方、前に出て指揮をしたり指導をする方、事務局的な仕事をする方、楽譜を整理する方、演奏会のスケジュールや構成を考える方・・・これ以外にも本当にたくさんの仕事あります。
入団して間もない方は特に仕事がないと思いますが、何かしら仕事を請け負っている方が多いと思います。あれやってほしい、これやってほしいと頼まれることも多いと思います。そこで大切なのが
「えー無理です」
とすぐに断らないことです。あまりにも自分の能力を超えていることであればお断りしてもいいと思います。ただ、よっぽどのことでなければお引き受けしましょう。何かしら団体で演奏以外の仕事をするようにしましょう。
人間関係
これはもうどの団体でも付き物です。会社でもありますよね。
この人とこの人は仲が悪い、あの人とあの人は音楽性の違いで揉めている等いろんな人間関係のイザコザがあります。
正直こればっかりは仕方ないかなと思います。こういう人苦手・・・とかありますよね。ただ、一緒に音楽を作り上げる仲間です。音楽をしているときはそういう人間関係とかは一旦忘れましょう。
正直会社じゃないし、無理して嫌いな人と接する必要はないです。いろんな人がいるので仕方ないです。ただ、話さなければいけないことや、演奏・演奏以外の業務で関わらなければいけないこともあると思います。その時は当たり障りなく接するようにしましょう。
指揮者に文句を言わない
指揮者を団員から出している団体もあれば、外部からお呼びしている団体もあります。合奏はだいたい指揮者の方が先導します。
ここで大切なのが、前に出ている人文句を言わないことです。
意見は言っていいと思います。ただ、「その練習意味ある？」とか「それは違うと思います」みたいな真っ向から否定することを言うのは慎みましょう。別にみんなも聞いているところで言わなくてもいいです。合奏が終わってからその人に直接、もしくはライン等でそれとなくお伝えするのがいいと思います。
譜読みしてくる
社会人団体なので、平日の夜や土日に練習があることが多いです。毎回参加できないという方も多いです。それは仕方ないと思います。
ただ、楽譜が配布されてまぁまぁ経っているのに
「初見なので吹けません」
みたいなことを自信満々に言わない方がいいです。これ、周りから白い目で見られることがあります。みんなほぼ初見、であれば問題ないです。楽譜が配布されてみんなが譜読みは終わっているような段階の時に、初見なんで・・・はやめましょう。
最低限譜読みをしてくる、というのはマナーです。完璧に吹けなくてもいいです。最低限楽譜を読み、余裕があれば音源を聴き、さらに余裕があれば個人練習をして団の合奏に臨んだ方がいいです。
そうじゃないと、あの人全然練習にも来てなくて、初見って言ってて全然吹けないね、といったあまりよくない噂が広がることがあります。
周りに合わせる
会社でもありますよね。この人と会わないなぁっていうこと。
音楽をやっていてもあると思います。音楽性が合わない、音色が合わない、音程が合わないなど、いろんな合わないがあると思います。
ただ、そこで気を付けてほしいのが、周りと合わせる気持ちを持つことです。
あの人嫌だから無理・・・の一点張りでは合うものも合いません。音楽はみんなで一つの物を作り上げるので、周りと合わせるという気持ちをしっかりともつようにしましょう。
また、合奏が始まる前にチューナーを使って個人でチューニングをしておくようにしましょう。その日の気温によってチューニングも変わります。合奏が始まる前にチューナーを使用して確認し、合奏が始まったら耳も使って周りと合わせるようにしましょう。
ずっと合わないと、あの人ピッチ合わない人っていうレッテルを貼られることもありますよ（笑）
まとめ
一般バンドでのうまい立ち回りの方法について、いかがでしたでしょうか。
会社員の方は、もはや会社じゃん・・・と思う方もいると思います。
準備や片付け、団体の仕事にも積極的に参加することで周りのイメージも上がることが多いです。
すべて何でもやればいいわけではないので、これなら自分でもできそう、ということを自分から積極的にやるようにしましょう。
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