社会人になって楽器を続けている人は、一般の吹奏楽団やオーケストラ、ビッグバンドなどに所属しているという方が多いです。住んでいる地域によっては吹奏楽団がたくさんあるといった方が多いと思います。
どこか一般の団体に所属しようと思った時、どの団体にしようか迷いますよね。また、知らない人ばかりだしなかなか一歩が踏み出せない方も多いと思います。
今回は一般バンドへの入団の流れや、自分に合った団の見つけ方について解説していきたいと思います。
この記事で分かること
・一般バンド入団の流れ
・自分に合った団体の見つけ方
この記事の権威性
・一般バンドに複数入団しているトランペット歴20年以上の僕が解説します
一般バンドに入団するまでの流れ
まずは一般バンドへ入団するまでの流れを解説します。
見学の申し出をする
まずは見学の申し出をしましょう。
何も連絡せずにいきなり練習に見学に行くのは絶対にNGです。印象最悪です。

どうやってコンタクト取るの?
ホームページやSNSがあることがほとんどです。そこからメールやメッセージで見学したい旨を団体あてに送りましょう。名前、年齢、楽器を記載してメールするとよいです。楽器歴何年か、ブランクがあるか等も入れておくといいかもしれません。

気合い入れてメールします!
ちょっと注意してほしいことがあります。
最初から自慢みたいなプロフを送るのはやめましょう。誰先生に師事していて・・・、ソロコンでは〇賞受賞で・・・、以前所属していた団体ではコンクール全国大会で〇賞で・・・とか。ぶっちゃけ
で?
としか思いません。聞かれていないことは自分から言わない方がいいです。もしかしたらそのような実績を重視している団体もあるかもしれませんが、それであれば最初からそのようなことを記載するように記載していると思います。
見学の日
メールをしたら、団体からメールの返信があると思います。
その通りに従いましょう。何時にどこに来てほしい、楽器を持参してほしいなど先方からの要望があると思います。
練習会場に着いたら、いる団員に「本日見学の○○と申します」と声をかけましょう。見学者が来るというのが全員に知らされているわけではないので「え?」みたいな反応をされることがあるかもしれませんが、問題ないです。
恐らく団体の役員の方が団体の説明や入団までの流れ、入団してからの話をしてくれると思います。

お菓子とか持って行った方がいい?
そういうのは要らないです。普通でいいです。
見学ではどのような合奏をしているか、自分の雰囲気に合いそうかなどを見てみましょう。超スパルタで着いていけなそう・・・、すごく楽しそうで自分もこの中に入って音楽がしたい、など率直に思ったことを大切にしましょう。

見学って何回してもいいの?
複数回見学するのはいいと思います。日によって合奏の雰囲気は違いますし、出席する人も違います。ただ、10回目・・・とかはちょっと多すぎるかと思います。2回、多くてお3回目までかなぁと思います。
また、住んでいる地域に他にも一般団体があればそちらにも見学に行くのがいいと思います。団体によって特徴がありますし、自分に合った団体を探すという意味でも複数の団体に見学に行くというのは大切だと思います。
自分に合った団体の探し方
まずは、自分がどのような団体に入りたいかを明確にしましょう。例えば吹奏楽の団体であれば、吹奏楽コンクールに出場しているかどうかもポイントになると思います。コンクールに出たいか、出たくないかも判断基準になると思います。別にコンクールはいいや、というのであればそういう団体を選ばなければいいと思います。

すごく楽しそうな団体があって、そこはコンクールに出ているんだけど、自分は別にコンクールとか出なくていいなぁ。
コンクールに出ている団体でも、コンクールに出ない団員もいます。見学の時にそういうのはいいのか聞いてみてもいいと思います。仕事や家のことに集中したいからコンクール時期は練習に出られず、コンクール出ませんみたいな方も実際にいるので。
コンクールに出たいという方にとっては、コンクールでどのような成績を修めているかも判断基準になると思います。全国大会に毎年出ているような団体や、支部大会や県大会までといっただんたいまでそれぞれです。団体によってはオーディションがある団体もあるそうです。コンクールでいい成績を修めるためにそのようにしているようですね。
また、練習頻度も大切だと思います。いつが練習日になっているのか、ということも大切だと思います。仕事の都合等を考慮して練習に出られそうなのか考えてみた方がいいです。多くは土日祝日に練習日を設定している団体が多いですが、平日にも練習を設定している団体もあります。ただ、社会人なので毎回練習に出る必要はないと思います。仕事や家庭の都合があると思います。

じゃあ気軽に考えてもいいのね
はい。意外と気軽に考えていいと思います。ただ、あまりに練習に参加しないと周りの目も厳しいと思います。本番直前に1回だけ練習にきて本番に乗る人もいます。事前に事情を連絡してくれればいいのですが(それでも正直周りの目線は痛い)、本人から何の説明もなく直前にいきなり来て本番に乗る人もいるそうです。さすがに周りもいい目はしないと思います。そうならないためにも演奏会時期を見学時に確認すると、自分の予定と合わせやすいと思います。
まとめ
自分に合う一般団体の見つけ方についていかがでしたでしょうか。社会人ですと、仕事をしながらという方や子育てをしながらという方も多いです。自分が一般団体に所属するときに何を大切にしたいかをまず考えてみることが大切です。
その上で、仕事や家庭と両立ができるかも大切になってきます。所属したはいいけど全く練習に出られずに周りの目も痛い・・・みたいなことにならないようにしましょう。
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