【吹奏楽・オーケストラ】エキストラで呼ばれた時の心得【覚えておいて損なし】

一般バンド

吹奏楽やオーケストラの一般団体からエキストラ出演のお願いをされたことがあるという方はたくさんいると思います。僕も何度もあります。その団体の人数が足りなかったり、特殊楽器を使う曲で楽器を持っているから、などという理由が多いです。

今回はエキストラを頼まれた時に心がけたい注意事項を中心に解説していきたいと思います。

この記事で分かること

・吹奏楽やオーケストラでエキストラで呼ばれた時の注意事項

この記事の権威性

・トランペット歴20年以上で、今まで数々のエキストラを経験してきており、毎年読んでいただいている団体もあります

エキストラ出演を頼まれたら

僕は基本的にお引き受けするようにしています。

他の団体のやり方を勉強できて刺激になることが多いからです。プロの指揮者をお呼びしている団体もあり、音楽作りがとても勉強になります。

同じ楽器の人とも交流できるね

そうです。普段一緒に演奏することのない同じ楽器の方との交流もできます。だいたいトランペット吹きは楽器とマウスピースの話になります。自分とは違う楽器の方でもスタープレイヤーがいることもあり、合奏中「すげーー」でなることもよくあります。

そうは言っても知り合い少ないからちょっと抵抗ある

そうだと思います。僕も知らないところに飛び込むってあまり得意ではなくて、最初はすごく抵抗がありました。みんなは楽しそうにしているのに超アウェイじゃん、みたいな・・・

ただ、あっちから話しかけてくれることもよくあります。その時は満面の笑みで会話しましょう!

エキストラって謝礼って出るの?

一般的には謝礼が出ます。金額はまちまちです。あまり大きい声では言えませんが、「この金額かぁ・・・」てこともあります。間違っても、「この謝礼じゃ出られません」とか謝礼の値上げ要求はしないようにしましょう。お金では得られない経験があります。

実際交通費やガソリン代、場合によっては宿泊代で赤字になることが多いです。そこはプロではないので割り切りましょう。打ち上げの会費が無料になる団体もあります。交流のいい機会なのでぜひ参加しましょう!

エキストラの依頼をされた時の注意事項

エキストラで呼んでいただいたときに気を付けたい注意事項を何点かお伝えします。

できるだけ練習に参加する

できるだけ合奏練習に参加するようにしましょう。謝礼が発生していることを忘れないでください。

楽譜を渡されていたにも関わらず、「初見なんで吹けません」は問題外です。エキストラを依頼する側は、誰でもよくて依頼しているわけではありません。あの人なら吹ける人だから力になってくれるはず!と期待をして依頼をしています。

事前に譜面を渡されているのであれば、合奏練習日の前に絶対譜読みをしてある程度準備してから臨むようにしましょう。あの人全然吹けないじゃん・・・て思われたら最悪ですよ。

スケジュール調整

普段所属している団体の練習日とスケジュールの調整をしましょう。できれば普段所属している団体の練習に影響がない方がいいですが、土日祝日が練習日として多いのでどうしても練習日が被ってしまうこともあります。

僕はエキストラで出る方の練習を優先するようにしていますが、どうしても日程的に被ってしまう際はできるだけ偏りがないように練習に参加するとよいです。

例えば、この日はエキストラで出る団体の合奏出たから、個人練習はいつも所属している団体の譜面を練習しよう、とかバランスよく練習するといいと思います。

準備や片付けを積極的に行う

エキストラだし演奏していればいいんでしょ?

これは間違いだと思います。

合奏する日って、椅子出したり打楽器運んだりやることがたくさんあります。エキストラだからといって何もやらないのは絶対にダメです。自分から積極的に準備や片付けをするようにしましょう。

エキストラの方はやらなくてもいいですよって言われることもあって・・・

それは相手がどういう感じで言っているのかを察しましょう。やらないでください!なのか、やらなくてもいいですよ~みたいな軽い感じなのかでも対応が違ってくると思います。軽い感じなのであれば「大丈夫です!やります!」といって積極的に動くようにしましょう。僕が毎年エキストラで呼んでいただいている団体では僕が打楽器を運ぼうと何しようと何も言われなくなりました(笑)たぶん団員だと思われてます(笑)

自分の音楽を出さない

意外と大切だと思います。

前に別な団体でやったときはこんな感じだったからといってそれを押し通すことや、自分の音楽を突っ走るのはよくないです。特に初回の合奏練習ではどういう演奏をする団体なのか、よーーーく観察するといいです。そのうえで、自分はどのような立ち位置でどのような演奏をすればいいのか判断していけばいいと思います。

指揮者の悪口・やり方に対して文句を言わない

もっての他です。

指揮が分かりにくい、こういう音楽作りは嫌いなど、思っていても言わないようにしましょう。印象最悪になります。

自分が普段所属している団体とやり方や音楽作りが違うのは当たり前です。広い視野を持って、「こういうやり方もあるのか」「指揮はちょっと分かりにくいから自分たちで音楽を引っ張っていくように心がけよう」などプラスの方向に考えていきましょう。マイナスの方向に考えていると演奏もマイナスな方向に行きます。

挨拶をする

当たり前ですが意外とできていない方が多いです。

知らない方ばかりでなかなか勇気が出ない・・・という方も多いと思います。でもそこは勇気を出していろんな方に挨拶をするように心がけましょう。

時間と機会があれば、団の指揮者の方と代表の方には個別にご挨拶をすると印象がいいと思います。

まとめ

エキストラで呼ばれた際の注意事項いかがでしたでしょうか。

エキストラでお呼びいただくことは自分自身とても勉強になることが多いと思います。普段所属している団体でなかなかできない曲ができるチャンスでもあります。せっかくの機会を台無しにしないように最低限のマナーを守ってエキストラとして参加するようにしましょう。

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