【意味ある?】楽器を使わない上手くなるための練習方法教えます!【トランペットもそれ以外の楽器も】

トランペット

以前、できるだけ楽器を吹く時間を設けて練習したほうがいいという記事を書きました。

もちろん毎日コンスタントに時間が取れて楽器の練習にあてられればいいですが、それはちょっと厳しい・・・という方も多いと思います。単に時間が取れないということだったり、練習場所がどうやっても確保が難しいといった理由で毎日練習したいけど厳しいという方も多いです。

今回は楽器を使用しない練習方法について解説していきます。

この記事で分かること

・管楽器(主にトランペット)の楽器を使わない練習方法

この記事の権威性

・トランペット歴20年以上のアマチュアトランペット吹きが実践している方法です

楽器を使わない練習は意味があるのか

意味あります!

むしろかなり大切です!

楽器だけの練習ばかりしていると頭打ちになるからです。

楽器だけ吹いていればいいと思ってた

楽器を練習することは、楽器を吹くことだけではないです。また、楽器が吹けない環境だからといって何もしないとどんどん周りと差が付きます。

特に毎日忙しくて楽器を触れない方は、楽器を使わない練習をしておくと、楽器を吹くときに「あれ?意外と吹ける?」といった印象を感じることもあります。

何をやればいいの?

次で解説します。

楽器を使わない練習にはどのようなものがあるか

私が実践している楽器を使わない練習を解説していきます。

譜読みをする

一般の吹奏楽団やオーケストラに所属している方は、本番があると思います。学生のころと比べて少ない練習回数でそれなりの曲数をこなさなければいけません。掛け持ちしている方なんかはかなりの曲数を抱えています。

時間があるときに楽譜に目を通しておきましょう。

それくらいならできそう!

譜面に目を通すときはコツがあります。

まずは、ドレミで歌いながら譜読みをしましょう。ただ目で譜面を追っているより確実に身になります。更に、指も動かしてみましょう。こうすることによって音と体が連動します。ちょっと指が怪しい箇所はどんどん指番号やドレミを振るとよいです。

それができたら次は実際に息を流してみましょう。吹いているつもりになって息と指だけで譜面を追います。

これをやっておくだけで楽器を持って練習したときに「あれ?できる」と思うことが多いです。

スコアを読んでみる

演奏会等で演奏する曲のスコアが手に入ればスコアを読んでみましょう。自分と同じ動きをしているのはどの楽器なのか、主役はどの楽器なのか、自分はどのような役割なのかなどを把握しておきましょう。それを知っておくだけで合奏の充実度が違います。

音源を聴いてみる

演奏する曲の音源を聴いてみるのもいい練習だと思います。今はYou tubeや音楽系のサブスクでいつでもどこでも聴きたい曲が聴けるようになりました。昔はCDしかなかったのになぁ・・・

You tubeで探せば大体の曲はヒットすると思います。それぞれいろんな団体の音源があります。もちろんプロが演奏している音源はすごく上手です。録音環境などもしっかりしていて音質もいいです。

ただ、アマチュアの演奏の音源も聴いてみてください。
プロが演奏するとこうなるけど、アマチュアが演奏するとこうなるのね・・・と勉強になることがたくさんあります(バカにしているわけではありません)。

アマチュアでも素晴らしい演奏をする団体やプレーヤーがいます。「この人のこういうところがすごい!」をたくさん見つけて自分にもマネできないか実践してみるのもいいと思います。自分の中にイメージがない音や演奏は自分では絶対にできません!

タンギングの練習をする

タンギングの練習って楽器使うやん

楽器を使ったタンギングの練習は一般的ですが、楽器を使わなくてもタンギングの練習はできます。

その方法は、ただ「タタタタ・・・」とか言うだけです。
簡単でしょ?

メトロノームがあればメトロノームを使用するのがベストですが、なければ歩きながら歩いているテンポで16分音符で「タタタタ・・・」とひたすら言います。これを早くできるようになるだけでタンギングが早くなります。

慣れてきたら、「タ」だけでなく、「ト」や「トゥ」「ティ」などでやっていてもいいと思います。タンギングって音域で違いますし、私は特に「ティ」でやるのがちょっと苦手です。

また、ダブルタンギングやトリプルタンギングにも応用が利きますので、タンギングが苦手な方は実践してみると早くできるようになると思います。

楽典を勉強してみる

楽典を勉強してみるのもいいと思います。

楽典ってなに?

簡単に言うと、音楽の基礎となる理論やルールをまとめたものです。楽譜の読み方や音楽記号・音楽用語についての勉強ができます。

楽典の知識があるだけで、音楽表現の幅が広がります。例えばですが、譜面に書いてある音楽用語、理解して演奏していますか?「これどういう意味だろう?ま、いっか」みたいにしていませんか?笑

おすすめの楽典の書籍を紹介しますので、読書がてら読んでみるととても勉強になると思います。

黄色いやつは必須、もっと勉強したいという方は必要に応じて白いやつも購入してみるといいと思います。

まとめ

楽器を使わない練習について、いかがでしたでしょうか。楽器を使わないでも練習できることはたくさんあります。楽器吹かないから意味がないんじゃないかって思う方もいると思いますが、このような積み重ねが社会人音楽家の方にとって大切になります。楽器を使った練習がなかなかできない方は参考にしてみてほしいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました