社会人でトランペットに限らず趣味で楽器をやっている方は、練習時間の確保に困ることが多いと思います。仕事の都合や、友人・知人との付き合い、家族の都合、家事・・・などなど生きるためにやらなければいけないことって多いですよね(^^;)
そんな中、趣味の楽器を吹く時間が全く取れないという方も少なくないと思います。今回はそんな「練習時間がない!」を解決する方法をいくつか紹介します。
この記事で分かること
・楽器練習のための時間確保の方法について分かる
・短い練習時間で意味があるのかが分かる
この記事の権威性
・社会人になってほぼ毎日練習しています
練習時間確保の方法
忙しい社会人の為の練習時間確保の方法をいくつか紹介します。以下は
楽器を練習できる環境がある、もしくは少しでも音を出せる環境がある方限定となってしまいます。いつか別な記事で練習場所についても紹介したいと思います。
生活習慣の見直し
まずは自分の生活習慣を見直しましょう。1日の中で5分とか10分とか取れる時間がないか考えてみることが大切です。時間は平等でみんな24時間しかありませんしね・・・精神と時の部屋が欲しいと何度思ったことか(笑)
以下の時間を見直してみるといいと思います。
・ぼーっとスマホを見ている時間
・出勤前、出勤中、昼休み、帰宅後の時間
・家事の合間の時間
1日にスマホを見ている時間って結構多いですよね。私自身もそうなのですが、いろいろネットサーフィンしたり、ゲームしたり、You tube見たり・・・
一瞬で時間が溶けます
「もうこんな時間!?」なんてことはザラです。
朝は人によっては準備が忙しくて時間が取れないという人もいます。多くの人がそうだと思います。
でも
出勤時間を有効に使う方法があります!
次の章で紹介します。
他には、家事の合間の時間の5分とか10分でも練習時間として取れれば大丈夫です。
練習メニューの優先順位をつける
練習時間を確保するために、何を練習するのかの優先順位をつけましょう。小さな目標のようなもので大丈夫です。ただぼーっと目的もなく練習するより、目的を決めて少ない時間練習したほうが社会人にとっては効率がいいです。
少し音出しやウォームアップをして、基礎練のスケールやリップスラーだけやる、とかでもいいです。あとは、吹奏楽団のような団体に所属している方も多いと思うので、この曲のこの部分だけ練習しよう、のような目標でもいいです。
小さな目標を作って優先順位を考えて練習することが大切です。
休日は多めに時間をとる
少ない時間でもいいとはいえ、練習時間が長く取れることに越したことはありません。休日は平日よりも時が取れる方も多いと思います。
社会人の吹奏楽団やオーケストラに所属している方も多いと思います。土日が練習日であることが多いので、その時に練習時間として確保できると思います。吹奏楽団に所属すれば練習に参加することも多くなるので、必然的に楽器を吹く時間が増えると思います。今度別な記事で自分にあった吹奏楽団の見つけ方や団の中でのNG行動など書きたいと思います。
短い練習時間でも効果があるか
結論から言います。
効果あります!!
全く練習しないより全然いいです。
人間は忘れる生き物です。楽器を演奏することは一度体にしみつくと忘れにくいというのはあります。ただ、時間が空けばあくほど感覚を取り戻すのに時間がかかります。

何分とればいいの?
どうしても時間が取れないという方でも1日5分から10分取れればいいと思います。

そんな短時間で練習できることある?
金管楽器の方はマウスピースだけの練習でも効果があります(これはやり方や目的によって賛否両論ありますので、これも私の考えを別な記事で紹介します。
私がマウスピースの音出しで使用している練習方法を紹介します。
①閉じている状態の唇にマウスピースを当てる
普通に閉じている状態の唇にマウスピースを当てるだけです。開いた状態の唇に当てないようにしましょう。
②ノーアタックで息を入れる
タンギングをせずに「フー」と息を入れます。最初は音が鳴らなくても大丈夫です。音が鳴るまで待ちます。この時力任せに息を入れないようにしましょう。
③息を入れてすぐに音が鳴る場所を見つける
マウスピースを当てる位置を微調整しながら、息を入れてすぐに音が鳴る場所を探します。
④ロングトーンをする
鳴った音をロングトーンします。一度口からマウスピースを離して①~③を繰り返します。
⑤サイレンのようにマウスピースを吹く
鳴った音から上下に音域を広げていきます。上から下までスムーズに繋げられればグッドです!
五線下のFからハイべーまでスムーズに一息で繋げられるといいです。
このようなマウスピースの練習を1日数分やるだけでも、唇のコンディション維持ができます。

これなら運転中にもできそうだね!
そうなんです!通勤で車を使う方は運転しながらでもできます!私も時間がないときは運転しながらマウスピースだけで練習をしていました。でも、ちゃんと運転に集中してくださいね(^^;)
もう少し練習時間が取れる方は楽器をつけてスケールやリップスラーなどの基礎練習もやるといいです!さらに余裕がある人は曲練習も入れるといいと思います。
まとめ
今回は練習時間の確保について解説しました。私自身今でも練習時間確保は苦労しています。平日でも1時間から2時間練習時間が取れる日もあれば、数十分しか取れない日もあります。大切なのが、少しでもいいので楽器を吹く時間を確保することです。5分とか10分でいいです。そしてできるだけ毎日触れるようにしましょう。そうするだけでかなり差が出ます。
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